レジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定と使い方を徹底解説!

最終更新日 : ウォレット   4,793 Views
先生
今回はレジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定と使い方を紹介します。

レジャーナノS(LedgerNanoS)とは?

レジャーナノS(LedgerNanoS)は仮想通貨を管理できるハードウェアウォレットです。
インターネットから切り離して管理するため、ハッキング被害の心配がありません。

取引所で全ての仮想通貨を保管していると、ハッキングや倒産によって資産を失ってしまう可能があります。

さる吉
でもレジャーナノS(LedgerNanoS)を盗まれたら結局失うんじゃない?
先生
ハードウェアウォレットは故障したり紛失したとしても、リカバリーフレーズさえあれば復元が可能ですよ。

一箇所で保管していると、どうしてもセキュリティ面で不安が残ります。
トラブルが発生して仮想通貨を失わないためにも、分散して管理することが大切です。

レジャーナノS(LedgerNanoS)が対応している仮想通貨

レジャーナノS(LedgerNanoS)で仮想通貨を管理するには、【Ledger Manager】で各仮想通貨のアプリをインストールします。

ですので【Ledger Manager】にある仮想通貨であれば対応しています。

2017年12月時点で対応している仮想通貨は下記の通りです。

  • Bitcoin
  • Bitcoin Cash
  • Dash
  • Dogecoin
  • Ethereum
  • Fido U2F
  • Komodo
  • Litecoin
  • Stratis
  • Zcash
  • Hello
  • Ripple
  • PoSW
  • Ark
  • Ubiq
  • Expanse
  • PIVX
  • Stealthcoin
  • Vertcoin
  • Viacoin
  • Neo
  • Bitcoin Gold
  • Stellar
  • Digibyte
  • HCash
  • Qtum

今後も対応する仮想通貨は増えていきますので、自分の持っている仮想通貨が対応していなくても安心してください。

レジャーナノS(LedgerNanoS)をウォレットとして使用できるようになるまでの流れ

レジャーナノS(LedgerNanoS)をウォレットとして使用できるようになるまでの流れは下記の通りです。

  1. レジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定(15~30分)
  2. パソコンにウォレットアプリをインストール
  3. パソコンにLedger Managerをインストール
  4. Ledger ManagerでレジャーナノS(LedgerNanoS)にアプリをインストール

(2番以降はアルトコインの場合です。ビットコインは初めからアプリがインストールされています。)

さる吉
初期設定にそんなに時間がかかるの?!
先生
レジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定は、リカバリーフレーズのメモに時間がかかります。
表示されるメッセージは全て英語ですし、戸惑いながら設定を進めることになるでしょう。ですので30分くらいはかかると思った方が良いですね。

リカバリーフレーズはパスワードを3回連続で間違えたときや故障したときなど、【復元】するときに使います。
最初の1回しか表示されませんので、時間をかけてでも正確にメモしましょう。

レジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定

レジャーナノS(LedgerNanoS)の初期設定を行います。

パソコンに接続

[1]ディスプレイが表示されたら、ディスプレイ上部の2つのボタンを同時押しします。
レジャーナノS(LedgerNanoS)をパソコンに接続して設定を進めます。
レジャーナノS(LedgerNanoS)に電源はなく、PCからUSBケーブルを差し込むとディスプレイが表示されます。


「Welcome」
「Press both buttons to begin」
が2秒ほどの間隔で交互に表示されます。

ディスプレイ上部にある2つのボタンを同時押ししましょう。

[2]再度、ボタンを同時押しします。
英語のメッセージが表示されて、2秒ほどの間隔で切り替わります。

ディスプレイは7回切り替わります。
表示されるメッセージは下記の通りです。
【With Ledger Nano S, slide buttons are used】
【to interact and control the user interface.】

【Use left/right buttons to change values】
【and navigate through multiple-choice lists.】

【Press both buttons when you wish to】
【confirm/continue or open an application.】

【To begin configuration, press both buttons】
ボタンの説明だけですので、深く考える必要はありません。
気にせずボタンを同時押しして進みます。

[3]【× Configure as new device? ✓】と表示されるので右のボタンを押します。
ディスプレイ右上のボタンを押します。
「新しいデバイスとして設定しますか?」という質問です。
故障したりPINコードを3回間違えたときは、この画面で左のボタンを押して復元を行いますので覚えておきましょう。

PINコードを設定

[4]【Choose a PIN code】と表示されるので、同時押しで進みます。
「PINコードを設定してください」という意味です。ボタン同時押しで進みましょう。

[5]自分で好きなPINコードを設定して、同時押しで決定します。
左右のボタンで値を増減することができます。
4~8桁で設定できますので、入力したら同時押しで決定しましょう。
設定したPINコードはレジャーナノS(LedgerNanoS)起動時に毎回入力しますので、忘れないように注意してください。

[6]【2. Confirm your PIN code】と表示されるので、先ほど設定したPINコードを再入力します。

リカバリーフレーズをメモ

[7]【3. Write down your recovery phrase】と表示されるので、同時押しで進みます。
「リカバリーフレーズをメモしてください」という意味です。
レジャーナノS(LedgerNanoS)の箱に入っていた紙にメモしたり、エクセルに入力すると良いでしょう。

[8]リカバリーフレーズを1つずつ間違えないようにメモします。
リカバリーフレーズが表示されるので、ボタンを押して進んだり戻ったりしながらメモしてください。
一番最後のフレーズ画面で同時押しすると、次に進めます。
他の画面では同時押ししても無反応ですので、焦らず確実にメモしましょう。
ちなみにリカバリーフレーズはこの1回しか表示されませんので注意してください。

[9]【4. Confirm your recovery phrase】と表示されるので、同時押しで進みます。
「リカバリーフレーズを確認します」との意味です。先ほどメモしたリカバリーフレーズを見ながら確認しましょう。

[10]左右のボタンを押してリカバリーフレーズを選択します。
【Select word #●】と表示されるので、●番目のリカバリーフレーズを選択して同時押しで決定します。
3つほど確認されます。

[11]初期設定が完了します。
リカバリーフレーズの確認が終わったら【Your device is now ready】と表示されて、初期設定が完了します。

Ledger Wallet Bitcoinをインストール

レジャーナノS(LedgerNanoS)の設定が終わったら、パソコンにLedger Wallet Bitcoinをインストールします。
Ledger Wallet Bitcoinをインストールすると、ビットコインをレジャーナノS(LedgerNanoS)に送受信できます。

それぞれの仮想通貨に対応したアプリケーションをインストールする必要がありますので注意してください。
今回はビットコインで説明します。

先生
アプリケーションはChromeにインストールします。Chromeをインストールしていない人は、インターネットブラウザで【Chrome ダウンロード】と検索してインストールしておきましょう。

まずはアプリケーションページにアクセスします。
サイト下部に国旗のマークがあるので、クリックして日本語表示に変更可能です。

[1]アプリケーションページからLedger Wallet Bitcoinを探してクリックします。
Ledger Wallet Bitcoinは左上のアプリケーションです。
その下にイーサリアム、リップルが続きます。
イーサリアム、リップルをレジャーナノS(LedgerNanoS)に送受信したい場合は、そちらをインストールします。

[2]右側に表示される【アプリを取得】をクリックします。
下にスクロールされるだけですので、Ledger Wallet Bitcoinの説明を読みながら進めてもOKです。

[3]パソコンへのインストールですので、一番左の【インストール】をクリックします。

[4]右上の【CHROMEに追加】をクリックします。
表示される画面はChromeの仕様変更によって変わる可能性があります。
インストールすることを意味するアイコンを探してクリックしましょう。

[5]【アプリを追加】をクリックします。
【CHROMEに追加】をクリックすると、画面上部に「Ledger Wallet Bitcoinを追加しますか?」とウィンドウが表示されます。

[6]追加されたLedger Wallet Bitcoinをクリックして起動します。
アプリの中にLedger Wallet Bitcoinが追加されます。
Chromeの左上にあるショートカットからこのページを開くことができます。
もしアプリのショートカットが表示されていないなら、上部のブックマークバーにカーソルを合わせて右クリックし、「アプリのショートカットを表示」をクリックしましょう。
ブックマークバーが表示されていないときは、「Ctrl + Shift + B」で表示・非表示を切り替えられます。

[7]レジャーナノS(LedgerNanoS)を接続して、PINコードを入力します。
パソコンにレジャーナノS(LedgerNanoS)を接続するとPINコードの入力を求められます。

[8]左の【BITCOIN】をクリックします。
英語で表示されるので何のことかわからなくて困ると思いますので、Google翻訳の結果を記載しておきます。

Which Bitcoin chain do you want to use?
(どのビットコインチェーンを使いたいですか?)

Several Bitcoin chains are available on the network. Some may have their own transaction history, account balances and may impact the content of your wallet. Note that the Bitcoin Cash chain requires that you have the dedicated app open on your device.
(いくつかのビットコインチェーンがネットワーク上で利用できます。同時の取引記録、勘定残高を持っているので、ウォレットの内容に影響を与える可能性があります。ビットキャッシュチェーンでは、デバイスに専用のアプリが開く必要があります。)

If you do not know what to do, tick “Remember my choice” and click on “Bitcoin”
(もし何をすれば良いかわからない場合は、Remember my choiceにチェックを入れてビットコインをクリックしてください。)

Remember my choice
(選択を記憶する)

先生
簡単に説明すると、「ビットコインとビットコインキャッシュ、どっちを使いたい?」と言う質問です。
下のチェックは「今後この画面を表示しない」の項目ですね。今回はBITCOIN CASHはスルーしてください。

[9]【SEGWIT】をクリックします。
アドレスタイプの選択です。「SEGWIT」を選びましょう。
こちらも翻訳結果を記載しておきますが、「SEGWITの方が利点がありますよ」と言った内容ですので深く考える必要はありません。

Following Segregated Witness activation, you can now create a new address format with several benefits:lower fees, faster signatures, and enabling second layer solutions.It is recommended to switch your receiving addresses to this new format, and migrate your legacy funds by creating a transaction to a Segwit address.
(分離監視機能を有効にした後、新しいアドレス形式を作成することができます。これには、手数料の削減、署名の高速化、第2層ソリューションの有効化などの利点があります。受信アドレスをこの新しい形式に切り替え、 Segwitアドレスへのトランザクション。)

Click here for more information.
(詳細については、ここをクリックしてください。)

[10]同期が終わるまで待ちます。
Ledger Wallet Bitcoinとの同期が始まります。
数分かかる場合もあるそうですが、10秒程度で終わることが多いです。

[11]同期が完了して残高が表示されます。
同期が終わると口座画面が表示されます。
左上から送受信ができます。

先生
レジャーナノS(LedgerNanoS)はUSBメモリのように「安全に取り外す」を選択してから外す必要はありません。操作が終わったらそのままレジャーナノS(LedgerNanoS)を抜いて終了します。

Ledger Managerをインストール

アルトコインをレジャーナノS(LedgerNanoS)で管理するためには、【Ledger Manager】を使ってレジャーナノS(LedgerNanoS)にアルトコインのアプリを追加する必要があります。
まずはアプリケーションページにアクセスしましょう。
こちらもLedger Wallet Bitcoinと同様に、Chromeにインストールされます。

[1]アプリケーションページからLedger Managerを探してクリックします。
Ledger Managerのインストール1

[2]右側に表示される【アプリを取得】をクリックします。
下にスクロールされるだけですので、説明を読みながら進めてもOKです。
Ledger Managerのインストール2

[3]【インストール】をクリックします。
Ledger Managerのインストール3

[4]右上の【CHROMEに追加】をクリックします。
表示される画面はChromeの仕様変更によって変わる可能性があります。
インストールすることを意味するアイコンを探してクリックしましょう。
Ledger Managerのインストール4

[5]【アプリを追加】をクリックします。
画面上部に「Ledger Managerを追加しますか?」とウィンドウが表示されますので、【アプリを追加】をクリックしましょう。
Ledger Managerのインストール5

[6]追加されたLedger Managerをクリックして起動します。
アプリの中にLedger Wallet Bitcoinが追加されます。
Chromeの左上にあるショートカットからこのページを開くことができます。
もしアプリのショートカットが表示されていないなら、上部のブックマークバーにカーソルを合わせて右クリックし、「アプリのショートカットを表示」をクリックしましょう。
ブックマークバーが表示されていないときは、「Ctrl + Shift + B」で表示・非表示を切り替えられます。
Ledger Managerのインストール6

[7]Ledger Managerが起動したらレジャーナノS(LedgerNanoS)を接続します。
「To begin, connect your Ledger Wallet.」と表示されます。
レジャーナノS(LedgerNanoS)を接続してくださいと言う意味ですので、エラーと勘違いしないように注意してください。
接続してPINコードを入力すると画面が進みます。
Ledger Managerのインストール7

[8]レジャーナノS(LedgerNanoS)にインストールしたい仮想通貨を選択します。
各仮想通貨のアプリをレジャーナノS(LedgerNanoS)にインストールすることで、送受信できるようになります。
今回はDashで説明します。
Ledger Managerのインストール8

[9]インストールが開始されます。
レジャーナノS(LedgerNanoS)へのインストールが始まります。
このとき、レジャーナノS(LedgerNanoS)側でインストールを許可する必要があります。
Ledger Managerのインストール9

[10]レジャーナノS(LedgerNanoS)の右側のボタンを押して、インストールを許可します。
レジャーナノS(LedgerNanoS)を見ると「Allow Ledger manager?」と表示されていますので、右側のボタンを押します。
Ledger Managerのインストール10

[11]追加が完了します。
ボタンを押して少し待つと、パソコンの画面が仮想通貨の選択画面に戻ります。
レジャーナノS(LedgerNanoS)側を操作するとDashが追加されています。
Ledger Managerのインストール11

レジャーナノS(LedgerNanoS)への送金方法

レジャーナノS(LedgerNanoS)で仮想通貨を保管するためには、送金を行う必要があります。
まずは【Ledger Wallet Bitcoin】を起動し、レジャーナノS(LedgerNanoS)を接続しましょう。

[1]【Ledger Wallet Bitcoin】の口座残高画面左上にある【受信】をクリックします。
【Ledger Wallet Bitcoin】でビットコインを受け取るためのアドレスを調べます。

[2]【BITCOINアドレス】をコピーします。
1つでも違うと受信できません。ですので間違えないようにコピーしましょう。
これでレジャーナノS(LedgerNanoS)で行う操作は終了です。

コピーしたBitcoinアドレスに送金すると、レジャーナノS(LedgerNanoS)にビットコインが追加され、【Ledger Wallet Bitcoin】の口座残高が増えます。

先生
ビットコイン以外も同様に、アドレスを調べてレジャーナノS(LedgerNanoS)に送金します。

レジャーナノS(LedgerNanoS)でよくあるトラブル

ビットコインキャッシュが引き出せない

ビットコインキャッシュをレジャーナノS(LedgerNanoS)に入金はできたけど、出金ができないと言うトラブルを時々見かけます。

これはレジャーナノS(LedgerNanoS)側が【Bitcoin】でログインしていることが原因であるパターンが大半です。
Ledger Managerで【Bitcoin Cash】をインストールして、ログインし直しましょう。

アルトコインのウォレットがどれかわからない

「ビットコインとイーサリアムとリップルはわかるけど、他のアルトコインのウォレットがどれかわからない」と言う人が多いようです。

アルトコインは【Ledger Wallet Bitcoin】で管理します。
アルトコインの管理には、【Ledger Manager】でアプリケーションをレジャーナノS(LedgerNanoS)にインストールする必要があります。

  1. 【Ledger Manager】でレジャーナノS(LedgerNanoS)にアプリをインストール
  2. 【Ledger Wallet Bitcoin】を起動
  3. レジャーナノS(LedgerNanoS)で仮想通貨を選択してボタン同時押しで決定

選択すると自動で管理画面にログインします。

5種類の仮想通貨しか追加できない

レジャーナノS(LedgerNanoS)にアプリを追加するときに
「Unable to install application.」
と表示されることがあります。

レジャーナノS(LedgerNanoS)は、同時に5種類までしか追加できません。
ですので6つ目を追加しようとするとエラーが表示されます。

しかし5種類しか仮想通貨を管理できないわけではありません。
アプリを削除して、新たにインストールすれば5種類以上でも管理できます。

アプリを削除しても仮想通貨は消えず、再度インストールすれば同じように管理できます。
アンインストールとインストールが面倒ですが、5種類以上の管理は可能です。

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