コールドウォレットとは?ハッキングに強いコールドウォレットのメリット・デメリット!

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ウォレット   750 Views
さる吉
コールドウォレットって何ウキ?
先生
オフラインで管理するウォレットのことですよ。では一緒に確認していきましょう。

コールドウォレットとは

コールドウォレットとは、オフラインで管理するウォレットのことです。
必要なときのみオンラインに接続し、普段はオフラインで管理するためハッキングなどの攻撃に強いのが特徴です。

反対にオンラインで管理するウォレットをホットウォレットと言います。

コールドウォレットには【ペーパーウォレット】【ハードウェアウォレット】などがあります。

ペーパーウォレットは名前の通り、紙にアドレスと秘密鍵を印刷して保管します。
ハードウェアウォレットは秘密鍵を保管するデバイスです。

どちらもオフラインで管理するため、動かすときは手間や時間がかかります。

ですので短期保有したい人には使い勝手が悪いです。
長期保有向きの管理方法です。

さる吉
ガチホするならコールドウォレットが良さそうウキ

コールドウォレットのメリット

コールドウォレットには下記のメリットがあります。

ハッキングに強い

コールドウォレットの一番のメリットはハッキングに強いことです。
仮想通貨を取引所に預けたままにしていて、ハッキングで資産を失う人は多いです。

取引所もホットウォレットとコールドウォレットを併用して管理しているそうですが、最近のニュースを見ていると少し不安ですね。

ですので自分で全てを管理できるコールドウォレットを利用しましょう。

長期保有に向いている

コールドウォレットはオフラインで管理しているため、動かすには手間と時間がかかります。
ホットウォレットと比べてですので大したことは無いのですが、この手間が面倒でホールドしやすくなります。

少しレートが下がったら不安になって売却しようかと考えてしまうので、あえて手間がかかる管理方法を選ぶことで長期保有しやすくなります。

コールドウォレットのデメリット

コールドウォレットにももちろんデメリットはあります。
しっかりとデメリットを把握した上で利用しましょう。

紛失・盗難のリスクがある

コールドウォレットは物理的に管理しますので、無くしたり盗難されるリスクがあります。
自分が無くしてしまったり盗まれてしまう可能性はあると言うことですね。

ですのでコールドウォレットの管理方法も考えなければなりません。

さる吉
ハッキング対策より盗難対策の方が簡単そうウキ

劣化・破損する

コールドウォレットは物ですので、当然劣化したり破損してしまいます。
ペーパーウォレットであればQRコードを読み取れなくなることもあるでしょうし、そうなると移動できなくなってしまいます。

ハードウェアウォレットは破損する可能性はありますが、リカバリーフレーズを入力することで復元が可能です。

対応していない仮想通貨がある

ハードウェアウォレットは全ての仮想通貨に対応しているわけではありません。
ハードウェアウォレットにはLedger NanoSやTREZORなど種類があり、それぞれ対応している仮想通貨が違います。

ですので対応していないものはコールドウォレットでの管理はできません。

対応していない仮想通貨の管理方法は下記の方法があります。

  1. セキュリティの高そうな取引所で保管
  2. 公式サイトから提供されているウォレット(自分のPC内で管理)を使う
  3. DEX(分散型取引所)で保管

取引所での管理はできるだけ避けたいですね。

DEXはオンラインの取引所ではあるものの、個人個人が秘密鍵を管理します。
ですのでハッカーは取引所をハッキングして終わりではなく、個人個人をハッキングしなければ資産を奪えません。

先生
DEXをもっと噛み砕いて言えば、ウォレットに取引所機能が付いたような物です。

ペーパーウォレットの作り方

ペーパーウォレットを作成する方法を紹介します。
各仮想通貨によってペーパーウォレットの作成方法は違います。

今回はbitaddress.orgでビットコインのペーパーウォレットを作成します。

[1]github.comにアクセスします

bitaddress.orgにアクセスして作ることもできますが、オンライン環境での作成になってしまいます。
ですのでソースコードをダウンロードし、オフライン環境でペーパーウォレットを作成します。
【Clone or download】をクリックし、【Download Zip】を選択しましょう。
ペーパーウォレットの作り方1

先生
ダウンロードが終わったらLANケーブルを抜いてオフラインにしましょう。

[2]オフラインにし、ファイルを展開します
ダウンロードしたファイルは圧縮されている状態です。
右クリックでメニューを開き、【すべて展開】を選択しましょう。
ペーパーウォレットの作り方2

[3]【bitaddress.org】をクリックします
展開したファイルからbitaddress.orgを探してクリックします。
クリックするとbitaddress.orgのサイトが表示されます。
ペーパーウォレットの作り方3

[4]マウスを動かして100%にします
サイトが表示されたらマウスを動かして100%にします。
ランダムにビットコインアドレスが生成されます。
ペーパーウォレットの作り方4

[5]【Paper Wallet】をクリックします
100%になると公開鍵(左)と秘密鍵(右)が生成されます。
このページを印刷してもペーパーウォレットとして使用できますが、ペーパーウォレットらしいデザインの物があるのでそちらを利用します。
画面上部にある【Paper Wallet】をクリックしましょう。
ペーパーウォレットの作り方5

[6]印刷して完了です。
ペーパーウォレットが表示されます。
「複数のアドレスを使いたい」「ペーパーウォレットとわかるデザインが良い」と言う人はこのページを印刷して使いましょう。
右下の部分に金額をメモしておくと管理しやすくなります。
ペーパーウォレットの作り方6

ペーパーウォレットへの送金は公開鍵(左のQRコード)宛てで行います。
ペーパーウォレットからの送金はモバイルウォレットやウェブウォレットなどで秘密鍵(右のQRコード)を読み込んで送金します。

例えばCopayのようなモバイルウォレットで読み込んでから、他のアドレスに送金する流れになります。

一度送金したペーパーウォレットはオンラインに接続したことになります。
ですのでセキュリティを考えると破棄するのが望ましいです。

必要になったら再度ペーパーウォレットを作成しましょう。

ペーパーウォレットは紙ですし、劣化して読み込みができなくなると引き出せなくなります。
ですのでクリアファイルなどで大切に保管して、出来るだけ劣化しないように保管したいですね。

もしコーヒーやインクを付着させて読み込めなくなっても、自己責任ですので文句を言うことすらできません。

少しでも劣化してきたと感じたら、新しいペーパーウォレットを作成して保管することをオススメします。

USBをコールドウォレットにして使用する方法

My ether Wallet(MEW)は秘密鍵をUSBなどのメモリに保存して使用できます。
オフライン状態で使用できるようになっており、一部の機能を除いてネットに繋がっていなくても利用可能です。

My ether Walletに保存できる仮想通貨はイーサリアムやイーサリアムのトークンになりますが、すぐにでも使用できるコールドウォレットですので、使用できる状態にだけでもしておきましょう。

USBは可能であればパスワードロック付きの物がオススメです。

[1]My ether Wallet(MEW)にアクセスします

先生
日本語表示できるサイトですが、今回は英語で進めていきます。
USBをコールドウォレットにして使用する方法1
通常であればこのままウォレットを作成して利用するのですが、オンライン状態で秘密鍵を作成するのはセキュリティ面で不安が残ります。
ですのでオンライン状態で秘密鍵を作成する流れを説明します。

[2]下にスクロールし、【Github: Latest Release】をクリックします
右下にあります。
すぐ上に【Github: Current Site & CX】と表示されているので間違えないように注意してください。
USBをコールドウォレットにして使用する方法2

[3]【etherwallet-v3.11.3.2.zip】をクリックしてダウンロードします
数字は最新バージョンが出れば変わります。
ダウンロードが終わったらLANケーブルを抜いてオフラインにしましょう。
Wi-Fiの場合も同様にオフに設定してください。
USBをコールドウォレットにして使用する方法3

先生
安全のためにオフライン環境で秘密鍵を作成します

[4]ダウンロードしたファイルをUSBに移動します
ダウンロードしたファイルは圧縮されています。
右クリックして【すべて展開】を選択しましょう。
圧縮されたままのファイルで進めると上手く表示されません。
USBをコールドウォレットにして使用する方法4

[5]展開したファイルから【index】を探してクリックします
USBをコールドウォレットにして使用する方法5

[6]ウォレットを作成します
indexをクリックすると、My ether Walletのページが表示されます。
ネットには繋がっていませんがこの状態でも普通に利用できますので、そのままウォレットを作成してください。
USBをコールドウォレットにして使用する方法6

[7]設定したいパスワードを入力し【Create New Wallet】をクリックします
パスワードは忘れないように必ずメモしておきましょう。
USBをコールドウォレットにして使用する方法7

[8]Download Keystore File(UTC / JSON)をクリックします
Keystore Fileをダウンロードします。
USBをコールドウォレットにして使用する方法8

[9]ダウンロードしたファイルをUSBに移動します
ダウンロードしたKeystore FileをUSBに移します。
バックアップも用意しておきましょう。
USBをコールドウォレットにして使用する方法9

[10]【I understand. Continue.】をクリックして進みます
USBをコールドウォレットにして使用する方法10

[11]秘密鍵(プライベートキー)をコピーして保存します
秘密鍵が作成されますので、コピーしてメモ帳などに保存しましょう。
こちらもUSBに保存しておけばOKです。
【Print Paper Wallet】をクリックすれば印刷できますが、オフライン状態ですのでプリンターへの有線接続が必要です。
USBをコールドウォレットにして使用する方法11

これでUSBがコールドウォレットとして利用できる状態になりました。

My ether Walletで【Keystore File】もしくは【秘密鍵】を使用すればウォレットを開くことができます。
オフライン状態にして、作成時に使用したindexファイルからMy ether Walletに移動しましょう。

先生
もちろんオンライン状態でも使用できます。

USBは火災や故障のことを考えて、バックアップとしてもう1つ持っておくと良いでしょう。
パスワード付きUSBであれば誰かに使用されるリスクは低くなります。

いつ何があるのかわからないので、バックアップの用意は大切です。
もし無くしてしまうとMy ether Walletで保管していた仮想通貨が引き出せなくなります。

また誰かに盗まれてしまうとMy ether Walletで保管している仮想通貨を他の口座に送金されてしまう可能もあります。

ですので自分で出来ることは全て行いたいですね。

USBは長期間電気が流れないとデータが消えてしまうらしいので、年に1回ほどはPCに接続しましょう。

まとめ

仮想通貨はどうしてもハッキングに弱いので、できるだけ自分で安全に管理する必要があります。
コールドウォレットは管理方法の中でも安全と言われる方法ですので、保有資産の一部だけでもコールドウォレットで管理しておきたいですね。

ハードウェアウォレットは購入コストがかかるものの、リカバリーフレーズから復元が可能です。
ペーパーウォレットは劣化や紛失の可能性はあるものの、無料で保管が可能です。

ハードウェアウォレットは現在品薄状態が続いていますので、注文してから届くまでの間はペーパーウォレットで管理するのが無難かもしれませんね。

ペーパーウォレットはビットコインならbitaddress.org、リップルならGitHub、イーサリアムならMy Ether Walletなどで作成できます。

取引所に仮想通貨を預けたままにしている人は、週末にでもコールドウォレットに移動させておきましょう。

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